人狼物語 ─幻夢─

64 滄に揺らめく銀鏡


商人 ゲルダ

―厨房―

[昨日おきっぱなしにしておいた硝子の茶器に、やっぱり置いたままにしていた茶葉を入れる。
お湯を注げば昨日とおなじ、少し甘めの優しいカモミールの香り。
ちゃんと蓋をして、時間を置いて、カップに移してゆく。
蜂蜜を入れられそうな小さな器を探すと、幾つかに分けて。
それから、お盆に乗せると、手をあげたより多めの数のそれを、広間へともってゆく。カウンターの傍にいるひとには、カウンターに置いて]

はい、どうぞ。
ちょっと多めに淹れすぎてしまったから。

[もちろん、そっとシスターと双子にも差し出すのだった]

暖炉の傍のは、そっちで飲むかな?

(86) 2011/01/11(Tue) 01:27:24

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