[コレットの足元で、あかい花が潰れていることに、今更ながら気が付いた。 どこか心が寒くなるその有様を見詰めていると、コレットから声を掛けられて>>83] ええ、構いませんよ。 ……気を付けて、帰ってくださいね。[どこかぼんやりした口調で、彼女の言葉を承諾する]