うぉっ。あんなこともできるのか。カリンもできる?
『さぁ?今度試してみましょ』
[分身した龍に感心してる間に、どでかい魔力を感じ、氷雪の嵐が巻き起こり、マグマの渦は抗うようにぶつかったが、飲み込まれる]
ま、あのぐらいのじゃこんなもんだよな。っと
門の奥に隠されし秘宝をもちて我が身を守り。その勲を誇り給え
[一度見せたからいいかな。と思いつつ、今度はがんばって詠唱してみれば、ぽんと、自分の手にでてきた。それは――]
…………こんな氷嵐を傘一本で防げるかぁぁぁぁぁ
[仕方なく?でもないのかなんなのか。傘を振り上げて、思わずカリンだけ上空に弾き飛ばして、自分はしっかりと氷雪の嵐に直撃した]