― →調理室 ―[蛍子に手を引かれ調理室の前へと行けば]――…喜ぶなんて思ってないよ。だって、さ。こんなこと、蛍ちゃん以外言う相手いないし。[扉を見据えたまま蛍子に言葉を返す。互いがどのような顔をしてるかは知れなかった。扉を弓もつ手で大きく開けて調理室の中へと踏み込む]慎太郎くんは、無事みたいだね。……話は、済んだ?[慎太郎と友梨の姿を確認すれば警戒するように友梨を見詰める]