─ 宿屋 ─私の身代わりになったようなもので。[夫は死に、自分は生き永らえた。腕輪は死にこそしなかったものの、息絶え絶えの姿となった。眉を寄せるライヒアルトに力なく肩を落とした]5日は滞在するつもりでした。それ以上かかるなら。でも。[床に視線を落として、迷うように彷徨わせる]……でも、このままにしておきたくはありません。後の予定はなんとか都合つけようと思います。