─ 聖堂外 ─
[振り向いた先で崩れ落ちる蒼>>70を見た。
表情が強張る少女>>57も居る。
崩れ落ちるのを支えるには距離があり、声をかけるには呼吸が未だ整わない]
………ッ、 クソッ……
[極小さな声で毒づくが、近くに居た者ならば聞こえたことだろう。
空気の冷える外だと言うのに、額から溢れる汗が止まらなかった]
良い、 構うな。
俺が…やらなきゃ……。
[オクタヴィアンの声>>84にぶっきらぼうに答える。
やらなければならないこと。
それを思うと左手が疼いた。
まるで何かを望んでいるようで、自分の手ではないようにも感じる]