─ 翌朝/自室 ─
[一先ず方針を決めた所で身支度を整える]
……さてと。
朝ご飯、どーしよーかな……。
[最初に意識が行くのがそれ、というのはある意味では現実逃避。
それと認識している黒猫がにー、と低く鳴く]
…………お前、それ、ちょっと怖いし。
[苦笑しながら突っ込みを入れて。
いつものように黒猫を抱えて、部屋を出る]
………………。
[廊下に出て、視線を向けるのは祖父の部屋の方。
けれど、やっぱりそちらにはいけなくて、とてとて、階段を降りて厨房へと向かう。
何だかんだと言いつつ、料理をしていると気が紛れるから。*]