─ 夕方/黒珊瑚亭 ─[首を振る仕種>>76に、もう一度瞬いて。けれど、それ以上何も言われぬのなら、問いを重ねる事もなく]もう、ルゥお兄の心配性。[向けられた苦笑>>62に、ほんの少し膨れる仕種を返した後、残っていたお茶を飲んで、二階へと]…………。[考えなければならない事が多いのに、それは上手くまとまらない。気を紛らわせるべくスケッチブックを開くものの、何を描けばいいか、それも浮かばず、結局、ぼんやりと時間を過ごして]