─ 聖堂への道 ─冷え切る前に行け。[くしゃみをした娘>>83の頭をポンと叩き、聖堂への移動を促す。歩き始めるのを確認した後、湯治客──アーベル>>84の方へと意識を戻して]そうか。暇を潰すには丁度良いものな、あそこは。[頷く様子にこちらも頷き返した。謝罪には、いや、と緩く首を横に振り、疑問の声には再びの首肯]名を聞いたことがある、程度だがな。あれから何年経ったやら……俺も歳を取るわけだ。[娘も15になった。まだまだ仕事も続けることが出来るが、子らの成長は本当に時の経過を感じさせる]