五神で突然降ろされたんなら、驚くんじゃないですかね。でも先輩は泰然自若としすぎてるから無さそうだなと。こっちはこっちなりにサッサと終わりにしてもらって、立ち回りたい事情ってのがあるんで。後悔してる暇、ありゃしません![黒の球体の正体も見破れず、残っていた数歩を縮めるためにリズムを刻んで踏み込んで。右下から左上へと薙ぐように右腕を振るった。爪の長さがちょっとした小刀並まで伸びて迫る]