─ 翌朝/宿 ─
[訪れた者たちの声>>75 >>84が聞こえたのは古いシーツを取ってくる、という宿の主人を見送るのとほぼ同時。
座り込む様子と、団長の首の横に片膝を突く様子とを、それぞれ見比べる]
……まあ、このままには出来ないし。
丁重にお包みして、自衛団を待つしかないだろうねー。
[ヘルムートから向けられた、問うような視線>>85にはあ、とため息をついてこう返す。
にしても冷静だな、とは、内心のみに留めた。
その内、宿の主人がシーツを持って戻り、それにやや遅れて聞こえた声>>87にがじ、と後ろ頭を掻いた]