聖印を胸にそう答えるか。[右手を持ち上げ、振り下ろす。先程よりも威力は低いが幅広く伸びた光がアーベルの周囲へと向かう。展開されている糸を牽制するように]だが同じく。神とは縁遠いな、私も。[その一瞬後。再び距離を縮めるように地を蹴った。全身を覆う雷光。この出力ではそう長くもたないだろう]