─ 翌日/宿屋 一階 ─[夢は見なかった。それ程までに眠りは深かったのだけれど]……ん───。[身体を揺すられる>>86と、ゆっくりとではあるが意識は深みから浮かび上がって来た]──────?[虚ろな瞳をふるりと振るわせた瞼から覗かせ、ゆるく、瞬きをする]………ああ、そう、か。あのまま、寝てしまったんだね…。[テーブルに両肘を突いて身体を持ち上げ、右手で口許を押さえて欠伸をした。傍らにライヒアルトが居るのに気付くと、「おはよう、ございます」と、暢気に挨拶をしていた]