─ 広間 ─[広間に入り、最初に感じたのは空気の温かさ。それにほっとしながら中を見回して]……ライヒアルトさん、は?[そこに欠けている姿に気付いて、誰にともなく問いを投げかける。答えを聞くのが何となく怖くて、黒猫を抱える腕に力が入った。*]