―図書室―[>>24 ライヒアルトの困惑に苦笑を浮かべる。] 今はダメでも、メデューサが治ったら。あなたは健康なおとこのひとでしょ。[険しくなる天鵞絨に目を伏せる、けど。] うん。先を。目指す為に来た。生き残る為に。[>>30気が利く方ではないと言われ瞬き。] あたしには充分すぎる。勿体無いくらい。[続く言葉に、頷いて涙が溢れる。] ありがとう。忘れないから。[奥の方へ行ったライヒアルトが戻ってくるまで少しの間泣いた。嬉し泣きだから苦しくはなかった。]