─ 集会場 一番奥の個室 ─
[funnyと共に廊下を駆け、音のする方へと急ぐ。
廊下は少し暗いが明かりはつけない。
いや、つけられないが正しい。
カメラのライトで見える範囲は高が知れてるためだ]
あっちか。
[音はどんどん大きくなっていく。
それに連動して、嗅ぎ慣れない、けれど本能的に忌避する臭いが目指す先から漂ってきた。
それに対し顔を顰めながら先を急ぐ
辿り着いたのは個室が並ぶ場所の一番奥の部屋。
扉が開いている部屋を覗くと、廊下側を向き口元を手で押さえるyuyuが居た]
何があった。
[その問いかけはfunnyからもなされたか。
yuyuは咳き込みながら、もう片方の手で室内を示す。
その仕草をするだけで、何か言うことは出来ないようだった]