― 廊下 ―
[エーファの口から黒猫の名が出れば>>89、
その姿を思い出し、ああ、と一つ頷く。
人間よりも動物の方が音に対して敏感と聞くから、
モリオンの方が彼よりもそれをよく拾ったのかもしれない。
違ういろ、と聞くと、瞬きをして]
…………ん。
[事態は思ったより深刻なものかもしれない、と
思いめぐらすうちに、表情は思案げなものとなる。]
外の寒さは堪えるからね。
きっとあたたかなものが欲しくなる。
お茶をいれて待っていてくれるかな。
[躊躇い>>90を感じて、広間に行くを後押しする。]