─ 武器支給場所 ─あ…ありがとうございます。[往来の雰囲気は、目的地に近付くにつれピリピリとしたものに変わっていった。不安が顔に出ていたのだろう、エリカが自分を守るように側についてくれて。ケイジも同じように庇ってくれたなら、エリカに言ったと同じようにお礼を言った。]…銃とか持ってる人、いっぱいいますね。[共にやってきた場所は、結構人が集まっていて。当然だけれど、手には武器を持っている人が殆どだった。途中で別れると言っていた通り、入口で離れるエリカにお礼を言おうとして。]