― →書庫 ―
[書庫に着けば、互いの好みなどを話し合いつつ、薦められた幾つかの本を手に取り、確かめて]
確かに、読書家を自任されるだけありますね。
[そんな感想をハーヴェイに。
選ばれた本はどれも興味を引いたけれど、全てを運ぶわけに行かないから]
今日は、この本にしましょう。アドバイスありがとうございます。
[一冊を選んで礼を言うと、いつもの調子で答えが返るだろう。
もう少し、本を選ぶと言う彼にもう一度礼を言って]
では、先に戻りますね。
ここは冷えますから、風邪など引きませんよう。
[そう言って、1人で書庫を後にする。
客室に戻るにはまだ時間があったから、広間へと足を運んで。
そうして、使用人にお茶を頼んで、誰かが来るまでは本の世界へと**]