―回想・昨夜広間―狂気かは分かりませんが。ヴォルフェ様が「全員を殺したら人狼を殺したことになる」と「殺せさえすればどうでもいい」と仰ったのは本当です…。[一度確りとマンジローを見るとハーヴェイを支持するように告げる。それきりまた俯いているとキャロルから退室を促された]はい…。失礼させて頂きます。[頷いて立ち上がり広間に居る者達に頭を下げる。部屋を出る直前にトビーの「捨てる」という言葉が聞こえて肩を震わせた。如何しても少年の思考は異質な物と感じられて仕方が無かった]