[男が 耳として存在する穴まで避けた口を大きく開き欠伸をしながら扉を開けたのはまだ早朝。其の姿は再び 2m半もの上半身蜥蜴人間だった。出た直後 見えた女(?)の姿>>57にぱちり 目を瞬く。] ん?ビーチェ?知らないなぁ、 部屋にいないのか?[言葉の内容から察し、声は鋭くなる。ダン!と壁に拳を叩き音を立てたのは 眠っている者は起きたほうが良いと思っての事――考えるより先に動いた、体] オレ、外探してくる。 畜生、せっかくあの子だけは――…っ[低く呻り、廊下を駆け出し館を出たのだった*]