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―もしもタンスの呪いがかかっていたら―
[朝起きた。タンスに足の小指をぶつけた。痛かった。
でもいいんだ。今日はおやすみだから、外出するのです]
―外―
「あ〜タンスがー」
[そんな声が長閑な街道に響き渡ったと思うと同時に広がる影で」
え…?ぃぃぃっつっっ
[二階から落下してきたタンスが脚の小指めがけて降ってきた。めっちゃいたかった。悲しみのあまりちょうどお昼だから悲しみ関係なく食堂にいった]
「おわータンスがー」
[またか。って、思った。窓際に座ったのが運の尽き。
窓を豪快にぶち抜いて現れたタンスに衝突して、タンスの角が今日三度めの小指に命中した]