─ 個室 ─
[ichininoの言葉を待つ。けれど、聞いて後悔した。
言わせるべきではなかった。
マリーを手にかけたことだけでも辛いのに、そんなことまで。
でも、すまないと謝ることはせず。]
……なら。
吊りの決定ボタンは、こっちに任せてもらうか。
[頭に手を伸ばして、ぽふりと撫でて。]
krutとalbatrossに、人間だって判じたことは話してある。
ただ、krutには、12さんが判じたってことは言ってない。
─あいつが狂人なら、狼は俺が占い師って誤認してる可能性は高い。
俺が、モモさんを吊るよ。
だから─俺が失敗したら、12さん、後、頼むな。
[笑って、頼んだ。]