[零れていく血液に引いていく体温。震える指先は一枚の符を生み出す][何処へ貼り付けるでもなく眼前で解ければ身体中に存在する傷を消して行った]…問題無い。自力で回復できることくらい、知ってるだろう?[ふ、と息を吐き出して。一度で治し切れなかった最後の傷を癒すべく、*更なる符を生み出した*]