[受け取った、甘酸っぱい紅茶で喉を潤わせながら、視線は周りへと向かう。友と言ってくれたオリガも楽しそうで、ほっと息を吐く。快諾してくれた関係に、感謝の言葉を囁いていた。ヒトのいない時に、そっと再び実を取る。小さな飴のそれ]――…ウートラ、この木はまだ若いのではないか。[エントとしても言葉が交わせないのではと、言外にそっと含ませて]