あら、まぁ……。
しばらくは止みそうにないわね。
……………。
そう言えばあの子、ちゃんとご飯食べたのかしら。
[思い起こすのはそう遠くない場所に住む彫刻家の女性。
普段は食堂に食べに行ってるはずだけれど、仕事に集中して寝食を忘れていることも多い。
様子を見に行こうかと思ったが、雨足が強くて外に出るのは躊躇われた。
雨に当たりすぎると自分が危険になると言う事が分かっているために]
…止んでからでも見に行った方が良いかしらね。
[倒れてなければ良いけれど。
そんなことを思いながら、しばし窓の外を*見遣った*]