うそ、だろ…?
[口を押さえる。すっぱいものがこみ上げてくる。>>78クレメンスが掻き乱して凍結させられた血の臭いもまた鼻について]
[そして、先に到着したものから出る呟きに、地面ばかりを見つめそうだった顔が、はっと上を向く>>91]
――こっから先は、未成年と女はお断りだ。見んナ。
見ちゃだめだ。
[ミハエルと、そしてその場に出てきただろう面々に、そういって。上記の条件だったら来ていいのは、自分、ライヒアルト、クレメンス、そしてゼルギウスくらいになってしまうだろうか]
クレメンス先生……検死とかまでできるんすか
[こういう時素人は現場を荒らさないのが常識だろうのに。
遺体に手を早速触れたクレメンスは、頼りになるとも異様だともどう捉えればいいのかわからない]