お祖父ちゃん! 探したんだよ![声を上げて、祖父の元へと走ったが、呼びかけに反応しない事に違和感を感じて立ち止まる。]……お、祖父ちゃん……?外で寝ちゃ、駄目って、言ってたよね…?[おそるおそる、と言った風に木の根元に座りこんだまま祖父に、声を掛けながら近づくと、違和感を抱いた理由が見えた。]………ぅそ、でしょ ぉ、じぃ…ちゃ……[喉を噛み切られ、鼓動の源が存在する場所は、何者かに抉り取られ空洞と化していた。]