[ミハエルに気遣われると、娘は有難うと感謝しきりで。身の上を心配して呉れる様には曖昧な返事を返す。>>88]
あ、ミハエル君御免ね、ちょっと独りで考えたい事があって
―――…纏まったら直ぐ戻るのだよ
[やんわりと断りを入れて独りで階上へ向かう。別れ際に少年の肩をぽふと叩いて、大丈夫だからと付け加えた。]
― →自室 ―
…ゼルギウスさんが亡くなってしまったから、
もう確かめることは、出来ないかな…
[彼の真偽を問う事はもう出来ず。そも、彼が此処に来るずっと前から妻の正体を知っていた可能性も否定できないのだが>>2:126>>57]
アーベル君に聞いても…はぐらかされちゃう気がするな
……昨日、一体二人で何話してたのだろう
…ライヒ君なら教えて呉れるかな
[ゼルギウスが彼を白だと云うのをミハエルから聞いた事を思い出し、思い立つとベットから降りて階下へと先ずはライヒアルトを探しに行こうと。]