……蹴散らしと移動程度しかやらんで、その上で一戦交えた程度で、きついとか言うな。『……ルギィ、無茶ばかり言わないの』[突っ込みに、水晶龍が呆れたような声を上げる]まあ、『一応』人間だからな。『一応』。[なんでそこを強調するのか。座り込む様子には、くく、と笑みを漏らす]ま、頑張って食堂にたどり着け。……俺はこれ以上は無理だし、屋台村からのんびり観戦させてもらう、が……。[唐突に、言葉が途切れる。瞬間、浮かぶのは、先ほどまでの愉しげな笑み]