― 中庭 ― …… うん……[そのままが一番、という言葉にこくりと頷き。 大きな木になったウートラの、顔を思しき場所を見つめる] ――わかった……とってくる、ね。 ウートラさん、も、むりしない、でね。[何をしようとしているのかはわからないけれど、本性をさらすほどのことだろうと案じる言葉をかけて。 屋敷のなかにお手当て道具をとりにいくのだった]