―聖堂への道程―[くしゃみを零した>>83のに苦笑を漏らす。ちゃんと温まれば風邪は免れられるかなと歩き出す背を見遣って]温泉入りっぱなしって訳にもいかないから、ね。でもここの図書室は街には無い本が多くて楽しいよ。[背からその向こうに立つ聖堂へと流れる視線。緩やかに細めた後に彼>>88へと戻る]俺も覚えてないけど、最初は3歳だったらしいね。もう18年も通ってることになるのかあ。[後の言葉は独白のように。落ちた視線が垂れ下がるだけの左腕を映して、苦い色を零した]