誰かが背負わなきゃならんことでもある。[言い返された言葉>>92にはそう言って、団長を包む作業に取り掛かった。手伝うと言うのなら、文句は言わず好きなようにさせる][包むと言う作業は掌を開かざるを得ず。今はその作業に集中してしまって掌を見られることなど意識外。垣間見えた場合、見え方によっては怪我をしているようにも見えてしまう色。痛みは少しずつ引いていき、指摘されない限りはそこにあるモノが何なのか、すっかり忘れてしまっていた]