― →一階 階段 ―[上からのぞいていても仕方ないと、階段を下りてゆく。いつものように、軽い足音で。とはいっても笑顔を浮かべても、それは目元の赤さの方が違和感を強く持つのだが] おはようございます、皆さま。 どうか、なさったんですか……?[と、言って見回して。ハーヴェイが、いつもと少し違うような。そんな感じを受けて、ゆるく首を傾げ]