─ 宿・二階 個室 ─
[呟き>>94には軽く肩を竦めるに留めておいて。
薄い笑みと共に告げられた言葉に、ふ、と小さく息を吐いた]
……自分で言うかね、それ。
[迷わず殺しておけ、という言葉に突っ込みを飛ばす。
喉に触れる仕種には、負担をかけてやしないか、と僅かに眉が寄った。
殺す殺される、という話をしている時に場違いだな、とも思いはするのだが]
……素直に殺されてくれると思ってないから、悩むんだろーが。
とはいえ、今ここにいる面々でそれが出来そうなの、俺だけだから。
悩んでばかりも、いられんのよね。
[心情は元より、他の部分でもそう動けるのは自分くらいのものだろう、というのはわかっている。
もっとも、容易くないのもわかっているし、勝算があるかといわれれば。
やっぱり、笑うしかないのだけれど。**]