― 学長室 ―そこにおる2年、森春からの差し入れだ。鬼せんべいは美味いぞぉ。[そう言いながら熱っついお茶と固い鬼煎餅を、同じようにシンタロウの前にも置いた。時計を気にする様子が見れたなら]なんじゃ、補習でもあるのか。時間に遅れんように行くんじゃぞ。[そう注意を入れるのは忘れない。デートとか遊びに行く、という発送の前にそれが出てくるのはきっと職業病。]