[エーリッヒの挨拶に笑顔を浮かべたまま] エーリッヒさんお出かけですか、お食事ですか?[首を傾げて問いかける。 いちおうお客には丁寧な言葉をつかえるはずである。 ヘルムートには途中で崩れていたがそれはきっと父親が覚えていたからに違いない。 そして父親はエーリッヒのこともおぼえているだろうけれど、ユーディットは当然おぼえていなかった]