─ どこかの林 ─
[身を竦ませたり表情引き攣らせたりした末に自分を見た男>>94に、黒猫妖精、こてり、と首を傾げた]
『おにーさん、落ち着いてぇ。
にーさん、目つきと口は悪いけど、人無差別に斬りはせぇへんから、大丈夫よって』
……リュビ、それ、フォローのつもりか。
[黒猫妖精に突っ込みいれつつ。
『猫が喋る』という事実に驚きを見せない男の様子に、す、と目を細めた]
……アーリック、ね。
って、ナデージュから?
[告げられた名前を復唱した後。
問いに返された用件に、ややきつく眉を寄せた。
伺うようにこちらを見る視線に返すのは、探るような視線]