─ 広間 ─[暖炉の炎が発する暖かな空気に、ほうと安堵のため息を吐く。額に手を当てれば、自分の指先の冷たさに驚いた。片方ずつ手を火にかざしながら、薪をくべ、火かき棒で位置を調節する。] (よく考えて、わからないことは調べて、また考えて。 信用できる相手と、そうでない相手を見分けて。) (でも、エーファは……? あの態度が演技だったとは思えない。)[階段の途中で聞いた絶叫>>33を思い出すと、意図せず身震いが走った。]