……くそっ!もう少し考えるべきだったな……奴らが居るなら一番に誰を襲うかってのを……。[やり場のない怒りを拳で傍の壁にぶつける。人狼が居るなら、否、居ることは分かっていたはずなのに。考えが及ばなかった自分を不甲斐なく思う]審問から離れてたからって、勘を鈍らせてる暇はねぇってのに……![悔しげな呟きは他には気取られぬよう小さく。けれど動揺も相まって一部の者には聞こえたかも知れない。しばらくの間、フーゴーは変わり果てた団長の姿を目に焼き付けるかの如く惨状を*見つめていた*]