[オリガ>>91が一緒にいてくれるのが心強くて、傍にひっついたまま、キリル>>86が手紙を読み上げるのを聞く。
その内容に生気のない顔がますます蒼冷めて。
うろうろと視線がさまよった]
……せんのう、される、の……?
[なんだかよくわからない力はそれなのだろうかと首をかしげ。
他の皆がいろんなことを試すのを見ている。
泣くだけのバンシーは、そもそもここにくるのすらアナスタシアの力をかりているほどで。
とてもじゃないけど他に力なんてあるわけもないから、この状態を抜け出す模索をすることもできずに。
木に食われたとかいうロラン>>98の言葉にじわじわと涙が滲むのだった]