結果?は……少なくともさっきの霧の後、だな。[裕樹からの問い掛け。瞬きをしてそちらを見る。着信音が鳴った時には気づいていなかったから、正確にいつ、というのかは分からなかった。続く問いには首を振る]選んだ訳じゃない。選ぶ前に真っ白になったし……[そもそも占い師ということさえ、あの時点では半信半疑だったのだ。誰を“占うか”すら決めてはいなかった]