…… わぅ わふん (……たとえ、PSMだとしても)
くぅん…… (カレンは、カレンだよ)
[犬の言葉は違わず少女へと伝わることだろう。
少女を見詰めたまま何度か鳴くと、犬は右前足の収納スペースに残っていた小型レーザー銃を残らず取り出し、もう必要ないと言わんばかりに遠くへ投げ捨てた]
わん わぅ (俺はカレンの傍に居る)
おんっ! (護るって決めたんだ!)
[そう鳴いて、立ち上がるとゆっくり少女へと向かって行く。
左前足が無いために覚束ない足取りでもあったけれど、一歩一歩、着実に少女へと近付いて行った**]