[『声』に示されるまま、歩んだ先。たどり着いた先の部屋で見たのは、動かぬ幼馴染と、ヴィリーと。閃いたしろいろに、感じたのは眩暈]……なん、で。約束。……みんなで、お茶、しよっ、て。[呆然とした呟きが零れる。状況の説明は、されたか、否か。されたとしても、上手く頭には入らずに。崩れ落ちるのを押し止めるのが、精一杯だった]