─湖畔─ま、確かになぁ。ヒラの頃ならともかく、今はそうそう暴れるわけにもいかんし。……こんな時でもなきゃ、手合わせする機会がないのは確かかね。『……公的には、な』[>>101 ヴィリーとティティエン、双方の言葉に楽しげに笑みながらの一言に、漆黒がぼそりと突っ込んだ。それに、うるせ、と短く返して]よし、んじゃ、ツキネは離れてろ。[肩の真白を下ろし、ケースから出したカードの角です、と指先に紅い線を引く]……こちらの準備は万端。いつでも、仕掛けてくるといい。