[その後に向けられた、問いかけるよな視線>>71には、困ったような笑みを浮かべ]
……この状況で、嘘偽りを言うような方ではないよ。
仮にも、界を統べる王たる方。
…………たまに、悪ふざけもなさるけれど、今回のはそれとは思えない。
[だからこそ厄介、というのはさておいて。
ともあれ、話が一段落したなら、館へ戻ろう、という提案に頷き。
その前に、と王に先のビーチェの願いについて進言するが]
……いや、確かに女王の結界に干渉するのがよくないのはわかりますが。
そこを何とか。
……完全に巻き込まれた『だけ』の、いたいけな少女のお願いくらい、気合でどーにかしてください。
[一部を奇妙に強調した言い方は、聞く者によっては違和を感じるかも知れない。
ともあれ、王は善処はするが、そちらも『秘宝』奪還を急ぐように、と玉虫色の答えを返してきた]
……ったく、この極楽蝶は。
[ぼそ、と。零れ落ちたのは、小声の悪態]