―階段近く―[うろうろふらふら歩いていると、階段にふと目を止めた。昨日狙って結局襲いそびれた>>95相手と、自分にあの青年を殺すよう言った彼>>97と。階段下から来ている人物>>98も気にはなったが、足を止めることなく階段のほうへと歩いて行く。]…今度は、しっかりやらないと…ね?[誰にでもない呟きは、己自身に言い聞かせる物。]