[推論の形は取っていても、実際には、それは過去に自分が感じたもの。勿論、はっきりそれと告げる事はしない、けれど]ん……気にすんな。こんな状況じゃ、色々と変な考えも出てくるだろうし。[ごめん、という言葉に、返す口調は柔らかい。翠にも僅かな刹那、穏やかさが宿る、ものの。それはすぐに、消え失せて]お前も、ちゃんと休めよ。……あと、なんでもいいから、腹にいれとけ。[そんな言葉を投げかけ別れた後、使用人部屋へと向かう]