― 四日目/黒珊瑚亭 ―[エーリッヒ>>98が返す否定にぼろぼろと涙が零れ落ちる。 そのせいで周囲のことは更に見えなくなって、カルメンの目のこともシスターの様子にも気づかないまま。 エーリッヒ>>101の促しに、涙を散らすように瞬くけれど途切れることなく。 支えられながら立ち上がり、アーベルの部屋から移動した]