― 朝/2F廊下 ―
[自分の意思がまったく介入していなかったが。自分の口が紡いだ言葉も、ライヒアルト(朱花?)が口にした言葉も、その光景も、全て覚えている]
………うわあ、こういう感じなんだ。
[ほぼ同一の存在となっている為に、多分ほかの人たちとは違う感覚なのだろうけれど。
それとは知らず、そう呟いた]
ライヒアルトさんが、まだ…そこにいる?
[その後、聞こえてきたゼルギウス>>97の言葉に瞬き。彼へと視線を移した]
……………花を…助ける、もの。
[好きにすれば良い、と。朱花に告げたゼルギウスを見て。
その言葉に、嘘はなかったのか――と。ではやはり、残る人狼は――と。
私情の部分が認めたくなかった事を突きつけられて。
目を伏せて、右胸の蒼花を服の上から左手で握り締めた]